作品至上主義

日々観た映画、読んだ本、観劇した舞台の感想を残すためのブログです。

けやき坂46 全国ツアー2017 Zepp Nanba ライブビューイングZepp Nagoya

2017年5月31日(水)18:30開演

 

1階席10列目程度

当日券もでたらしいが立ち見、2階席は埋まらずといったところ。

地方の平日は、まだまだこんなもんでしょう。

オープニングは課題の「タップダンス」

BGMのバランスが大きく、タップ音がもっと目立ってもよかった。

そもそもタップは、ライブビューイング向きのコンテンツではないのかも。

途中、井口眞緒のアワアワした踊りが映るが、

全体的には及第点。

「ひらがなけやき」から始まって、

ユニット曲へ。

大人メンバーによる

「割れたスマホ」が嬉しかった。

稀代の名曲「絶滅黒髪少女」と同じGRAVITYによる作曲。

次回の課題発表と、次回開催地(Zepp Nagoya)の発表を挟んで、

寸劇っぽい演出ありの

「手を繋いで帰ろうか」

会場の雰囲気から

齋藤京子の人気が爆発してきている感がある。

ダンスパートからの

「二人セゾン」

この曲はPV含め、漢字版が完璧な構成なのだが、

ひらがな版は、井口のソロダンス含め、

未完成感を楽しむもののように思う。

この曲を聴くといつもどうしても涙が出てきてしまう。

このままシングルメドレー的な構成かと思いきや、

帰国子女メンバー中心による

you can’t hurry love(恋はあせらず)

ライブでこういった試みはいい。

なんでもかんでも

ミックス打ちたい層には響かないかもしれないが、

これからも続けてほしい。

続いて

「世界には愛しかない」

「誰よりも高く跳べ!」

で本編終了。

アンコールは

「W-KEYAKIZAKAの詩」1曲で全編終了。

正直、

ひらがな版の「不協和音」「エキセントリック」を期待していたのだが、

ひらがなのカラーを大事にしていきたいのかもしれない。

現時点の

シングルメドレーカバーに頼らなくても構成出来てしまうなら、

問題ない。

というか、こういう構成なのであれば、

ますます、ひらがなは漢字とは別動隊で動いていく、

ということなのだろう。

48の地方増殖も、乃木坂の2期も、

成功とは言えない現状を見れば、

他グループに倣う必要はまったくない。

ひらがなも漢字も、メンバーの結束を高めて、

他アイドルと戦っていけばいい。