作品至上主義

日々観た映画、読んだ本、観劇した舞台の感想を残すためのブログです。

「ゴースト・イン・ザ・シェル」

2017年4月7日(金)劇場鑑賞

攻殻機動隊」話題のハリウッド実写版リメイク。

草薙素子役にスカーレット・ヨハンソンは、

原作やアニメのイメージよりもずいぶんと肉感的。

今回は字幕版での干渉だったが、吹き替えが田中敦子だったら、

またイメージが違うのだろうか?

ビートたけしは、これはこれでいいのではないかと思う。

トーリーに若干の変更はあるものの、

ほぼ劇場アニメ版を踏襲したキャラ、構成。

旧作を観ている身からすると、

「あのシーンが実写になってる」という感動がある。

古い市街ビルの下から飛行機を見上げるシーンなんかは、

押井作品の既視感がすごいあった。

ただ、新しいものがほぼ感じられず、

「ハリウッドでつくったらこうなるよな」

という感想しか持たない人がほとんどかもしれない。

Arri Alexa65撮影らしい高解像度映像は随所に感じられる。